「花束を贈る」起源って?ヨーロッパのロマンチックな贈り物事情

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    お花っていいですよね


    みなさん、お花は好きですか?お花と言っても、たんぽぽや、子供の頃にはなかんむりを作ったシロツメクサなど、道端に生えているような身近な花から、バラやガーベラなどの、お花屋さんでしか見ないような華やかなものまで、色も種類もさまざまです。

    筆者は20代に入ってから感覚が大人になったのか、少しずつお花が綺麗だなと思うようになってきました。お花を家に飾るのも、生き物があると空間が彩りますし、どこか余裕があって素敵ですよね。ここ数年では、生きた花を花瓶に挿して、お花をインテリアの一部として取り入れるのも流行ってたりします。かすみ草などはなんかが、特におしゃれで人気です。ドライフラワーやプリザーブドフラワーなど、別の形にして楽しむ方法も沢山あり、お花がもっと身近な存在になってきているように感じます。

    ちなみに、近年のコロナ禍でインテリア需要が増えたようで、ガーデニングや観葉植物の人気も高まったようです。生命が家や部屋にあることで、リラックスできたりちょっとした息抜きにもなりそうです。



    プレゼントに花束?


    みなさん、花束ってもらったことありますか?もしくは、渡したことはありますか?日本の文化では、日常的に「花束を贈る」という行為が、慣習として根強いものではないと思います。そのため、花束を貰ったり渡したりしたことが「ない」と答える方も多いと思います。逆に「ある」と答えた方は珍しい経験をされてて、とても素敵です!

    そんな中でも、花束をプレゼントする機会といえば、一番に思い浮かぶのはプロポーズじゃないでしょうか?その他にも、大きな記念日やイベントごとなど、特別な何かがないと花束が贈り物として誰かに送られることって、あまりないですよね。


    そもそも、プレゼントに花を贈るのってどこが起源なんでしょうか?調べてみました。



    花を贈るってどこ発祥?

    花に意味や気持ちを込めるなど、お花自体に何か他の価値を起き始めたのは、古代ギリシャやエジプトにまで遡ることができると言われています。この時代には花を贈る対象といえば、神々や儀式的なものであったようで、今の時代とはまた 少しイメージが違います。



    Flower Vendor on the Grandes Boulevards, Paris by Victor Gabriel Gilbert人々が、もっと身近な相手に向けて花を贈るのが一般化されたのはもう少しあと。「花言葉」という概念が1700年代にトルコのあたりで発見されてからです。これを発見したフランスや英国の人々がこの概念をまるごと一式自分の国に持ってかえったことにより、ヨーロッパ各地で大きく広まることになりました。特にビク
    トリア朝(1837年-1901年)の時代には、感情を表に出して表現することがあまりマナーの良くないことだとされていたため、意味を込められる花は、コミュニケーションにおいて、とても役に立つものとして多くの人に利用されました。それに合わせて様々な本が出版され、勉強も盛んに行われたようです。このような時代背景もあり、花を渡すことで自分の気持ちを誰かに伝える、ということがヨーロッパに広まったようです。現在行われている、「花束を贈る」という行為自体、ヨーロッパ発祥ということもできます。

     

     画像:Flower Vendor on the Grandes Boulevards, Paris by Victor Gabriel Gilbert


     

    花を贈るシチュエーションとは


    日本でお花がギフトになるときといえば、母の日、成人式、記念日、プロポーズ、等々。人によっては、ピアノやバイオリンなどの楽器関連のコンクールや、舞台で行われる発表会というシチュエーションで花を贈ります。特に、母の日に贈るカーネーションは定番ですよね。本物でなくても、カーネーションがモチーフになった物や、ピンクや赤いカーネーションにちなんだ物も、母の日の時期になると街で沢山見かけるようになります。時代を遡れば、「いけばな」は日本を代表する、伝統的なお花の楽しみ方ですよね。花束で使われるようなフラワーアレンジメントとは、根本的に違うものですが、いけばなも日本文化に関心のある海外の人々の間では有名だそうですよ。


    本場、ヨーロッパで花を贈る人々

    お花を贈る文化の発祥の地、ヨーロッパではもっと日常的にお花のやりとりが行われています。街中で花を持って歩いている人や、バス、トラムで花を持っている人を見る事は珍しくありません。その花が誰かへのプレゼントなのか、自分用に買っているものなのか、なかなか検討はつきませんが、文化の違いが見てとれます。その需要を象徴するかのように、ウーバーのような宅配、デリバリーアプリには、お花屋さんが沢山。しかも、登録されているというだけではなく、活発に利用されています。


    どんなシチュエーションで花束を贈るかというと、日本のように何かの記念日はもちろん卒業式や、オペラやコンサートなどでの観劇の時、または、いいことがあった日なんかに、自分へのプレゼント。そして忘れてはいけない、もっとも一般的なのが、まさに、デートです。日本とヨーロッパでのデート文化は一般的にかなり違うと言われていますが、その中でも「デートで花をサプライズでプレゼントする」なんて、糖度高め。かなりロマンチックじゃないですか?


    確かに素敵だけど、渡し方はどうするの?贈るタイミングは?その日は一日ずっと持ち歩くの?などなど、一気にたくさんの疑問が浮かびますよね。これはやはり同じことを考える人がいるみたいで。Quoraという、英語圏でよく使われるYahoo!知恵袋のようなサイトでは、同じような質問が沢山寄せられていました。やっぱり気になるところは一緒みたいです。


    ちなみに解決策はというと、「基本は、家まで迎えに行く時以外は渡さない方がいい。」だそうです。確かに、家まで迎えにいく時にそのまま花束を渡せば、一旦家に帰って花瓶に移し替えたり、綺麗に保管してからデートに向かうことができますよね。もしくは、最後に別れるタイミングで渡す、というのもメジャーな方法らしく、みなさん、いろいろと考えてクリエイティブに対応しているようです。



    お花のポスター、あります


    それでも、お花を贈るのってなかなかハードル高かったりしませんか?中にはアレルギーの方もいるでしょうし、花瓶などのお花以外に用意しないといけないものがあったり。お花は綺麗でも、何日もつか分からないし、長く綺麗に保つのが大変です。そもそも少しロマンチックすぎて勇気がでない!なんて方もいると思います。また、生きたお花はいつか枯れてしまうという悲しみもあります。


    ちなみに、お花ごとに長持ちさせるためのコツがあるみたいですよ。

    👉🏻https://www.aoyamaflowermarket.com/category/COLUMN_CARE/ 



    Project Nord には、お花のデザインのポスターもたくさんあります。

    永遠に咲き続けるポスターのお花を大切な人に贈ってみませんか?相手の好みのデザインが分からなければ、ギフトカードという形でプレゼントを贈ることもできます。これなら、相手と一緒に選ぶという体験込みのプレゼントができますよ。


    もちろん、自分へのプレゼントにもぴったりです。


    おまけ:花言葉集

    Project Nordが展開するポスターに登場する、お花の花言葉をご紹介。ポスターを選ぶときの参考になるかも。お花のデザインだけれど、抽象画的なものや、少し違うアプローチのポスターもあります。



    たんぽぽ:「愛の信託」「真心の愛」

    アイリス:「希望」「信じる心」

    リリー:「純粋」

    ベリス(デイジー):「希望」「純潔」

    ポピー:「慰め」「いたわり」

    ヤドギリ:「困難に打ち勝つ」「忍耐」

    牡丹:「恥じらい」「高貴

    チューリップ:「博愛」「思いやり」

    紫陽花:「辛抱強い」「冷淡」






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