チェックしておきたい、エコでサステナブルな認証マーク一覧

エコやサステナブルという言葉をよく耳にするようになってきましたが、買い物をする時にその商品がサステナブルなプロダクトなのか、気にしたことはありますか?

エコバッグを使う、無駄なものを買わないなどのアクションの他に、購入する商品の製造背景を知り、選ぶこともこれからはとても大切になってくると言われており、北欧諸国ではそういった消費者の行動が一般的になりつあります。

私たちプロジェクトノードも社会の一員としてサステナブルな社会を作っていくべく「1ポスターの購入 = 1本の苗木の植樹」を掲げ、ポスターをお買い上げいただくごとに1本の木を植えるという活動をしています。

なにかを購入する際に、会社の理念に共感して買い物ができたらとても気持ちが良いですね。

日々生活日々すべての商品について調べるのは大変なもの。そこで活躍するのが認証マークです。商品のラベルなどに表示されている認証マークをチェックするだけで、そのプロダクトがどのくらい社会や環境に優しいのかを知ることができます。

今回は日本や北欧でチェックしておきたい認証マークの種類をご紹介していきます。

有機JAS

有機JASは、日本農林規格等に関する法律(JAS法)に基づいて制定された、日本で最もポピュラーな認証マークです。有機食品のJASに適合した生産が行われていることを検査した上で認証された事業者のみが有機JASマークを貼ることができます。この認証を受けてない農産物や畜産物は「有機」「オーガニック」などと名乗ることが法律で禁止されています。

土作りは枯れ葉や動物のふんなどから作られた堆肥を使い、原則として化学的肥料及び農薬は使用しない、 遺伝子組換え種苗は使用しないなどが自条件になっています。

Nordic Ecolabel

Nordic Ecolabelは北欧でポピュラーなエコ認定で、1989年に北欧理事会によって導入されました。ハンドソープから家具、ホテルまで67種類にもおよぶ製品グループをカバーしています。商品の生産と消費による環境への影響を減らす目標に向けて、いくつもの厳しい審査基準を設けています。より少ないエネルギーや水などの資源の使用を通して、エコな商品を製造販売している会社が認定をけることができます。

北欧の人々は、サステナブルな社会について高い意識と需要を持っています。消費者の10人に9人がこのラベルを知っていて、さらにその半分のカスタマーは買い物の際にこのラベルを探すと言われています。北欧への旅行時のお買い物や、北欧発の商品を買う際に参考にすると良いでしょう。北欧流のサステナビリティについてはこちらの記事も読んでみてください。

Ecocert

Ecocertは1991年にフランスで設立されたオーガニック認証機関です。主にヨーロッパを拠点としていますが、80か国以上で検査を実施しており世界最大のオーガニック認証機関のひとつです。フランスの有機食品業界の約70%、世界の約30%を検査しているとも言われています。オーガニックであるだけでなく、フェアトレード食品・化粧品・繊維の主要な認証機関でもあります。

主に食品を認証していますが、その他にも化粧品や洗剤・香水・繊維なども認証しているので、海外コスメを買う時などにチェックしてみてください。

ベジタリアン認証・ヴィーガン認証

ベジタリアン認証・ヴィーガン認証はベジプロジェクトが定める、ベジタリアンやヴィーガンの商品のための認証です。基準を満たす製品や飲食店に対して認証がおりています。ベジタリアンとヴィーガンの認証の違いを見ていきましょう。

ベジタリアン認証
ベジタリアンは様々なタイプがある菜食主義者の総称で、肉や魚は食べませんが牛乳や卵などは食べることがあります。

原材料に、肉魚介類や昆虫など含まれていないものが認証を受けることができます。肉や魚を同じ油で揚げたものや、精製・加工時に動物由来の物質が使われたアルコール飲料はNGなど、厳しい基準で認定されています。

ヴィーガン認証
ヴィーガンは、ベジタリアンの中でも最も厳しく、肉・魚だけでなく、卵や乳製品・蜂蜜も含む動物性食品を一切口にしない「完全菜食主義者」になります。

ヴィーガン認証は上記のような動物に由来する物を含まないことが確認できたもののみ受けることができます。揚げ油やアルコールについてもベジタリアン認証と同じで、製品を作る過程で動物性のものが含まれている場合はNGという厳しい基準を適応しています。

私たちが生きる社会や自然環境に想いを馳せることはこれからの時代を生き、美しい環境を次世代に残していくために必要不可欠なことです。認証マークをチェックしたり、エコバックを使うという行動から、変えていきたいですね。

私たちのポスターも、1枚の購入につき木が1本植えられます。私たちにできる小さな日々のアクションからはじめていきましょう。