北欧インテリアを取り入れる成功の秘訣 

北欧と検索すると必ず目に留まるのがインテリアデザイン。
ナチュラル、シンプル、そして何と言ってもおしゃれ。
そんな空間にできたらおうち時間がもっとくつろげて楽しくなりますよね。
今や大人気の北欧インテリアをぜひ我が家にも!
という方に、デンマークのProject Nord よりとっておきのアイデアをご紹介いたします。
【簡単ガイド】北欧インテリアの取り入れ方
北欧インテリアについて考えた時、抑えるべきポイントがいくつかあります。
まずはそれらのポイントをおさらいしていきましょう!

北欧の空間

北欧のインテリアは、天然素材を使い、ナチュラルで温もりのある空間作りがよく知られています。その空間に必要なアイテムは家具。北欧家具のデザインはシンプルなのに機能的で、北欧デザイナーたちのこだわりを感じられます。

北欧家具のブランドを検索すると、シンプルでミニマリズムを取り入れているものが多くあります。必要最低限のものだけを取り入れつつ、雑貨などのアクセントになるものを置くことによって、何かが足りない雰囲気や空間にならない工夫がなされているのです。 

天然素材を取り入れる

家具やインテリアの素材については、北欧の人々はナチュラルなものを好みます。したがって木製の家具やウール、リネンなどの天然のものが人気。

日本でも昔から木材を使用した家、家具が多くあります。そのため、日本でも親しみやすく、同じような素材を受け入れやすいのです。最近では、北欧でアジア要素を取り入れた、バンブーの家具を使用する人も多くいます。バンブーは育ちが早く、丈夫でサステナブルな素材にぴったり。サステナビリティに関心の高い北欧だからこそ、この素材を家具に取り入れる理由に納得がいきます。

ウールやリネンはラグやひざ掛けによく使われています。

北欧インテリアの配色

ここで少し北欧インテリアで重要な色使いについて説明します。北欧インテリアではベースにナチュラルな色(アースカラー)を使います。配置の割合としては全体の70%で、壁や床、天井など部屋の一番大きな面積に使用されます。

次に面積の割合が多いメインカラーは、25%の割合で、淡い色使いが多いのが特徴です。家具やラグなどファブリックに使用すると割合的にちょうど良く配置できます。

最後の5%、アクセントカラーには空間にアクセントを入れるビビットな色を取り入れます。これにはクッションカバーやひざ掛けのようなファブリックやポスターなどのちょとした雑貨などが適しています。

最近では従来の北欧カラーと違ったテイストの色使いも増えてきていますが、それはまた後日、違うトピックとしてお話ししたいと思います。 


家を明るく

おしゃれな北欧のインテリアに欠かせないアイテムは何だと思いますか?

それは照明器具やライト、キャンドルなどの雑貨を使用した明かりです。『ヒュッゲ』の空間や雰囲気作りにも最適の明かり。日照時間がとても短く長い冬の北欧は、できるだけ温かみや光のある空間に仕上げようとします。明かりを大切にする傾向から、照明器具にもかなりのこだわりがあり、お気に入りのデザインを見つけるまで探す方は多くいます。

それからキャンドルやイルミネーションライトも北欧インテリアでは大活躍。デンマークではキャンドル消費量はヨーロッパで一番多く、年間1人当たり約1キロだそうです。昼の時間帯でも火を灯すのが北欧スタイル。イルミネーションライトを24時間消さない家庭もたまに見かけます。 

 

 北欧と言えば、ポスター!

さて、お部屋を北欧テイストに仕上げるにはもう一点、マストアイテムがあります。それはポスター。先ほど「北欧インテリアの配色」で記述した、アクセントカラーにポスターを使用することにも適しています。北欧ではどこの家を訪ねても必ずと言っていいほどポスターが飾られています。ポスターは手軽に空間の雰囲気を変えられる優れもの。一枚だけではなく、大きさの異なった複数のポスターを壁に飾れば、そこにはあなたの個性が詰まった『アートギャラリー』が簡単に出来上がります。

Project Nord は北欧の伝統的なデザインと現代的なデザインを組み合わせたポスターブランド。サイズも豊富で、あなたのお気に入りになる一枚が必ず見つかるはずです。おしゃれなデザインの街、コペンハーゲンよりアーティスティックなポスターをお届けしています。 下記でおすすめのポスターを紹介しています。

木材アイテム

テーブルや椅子、棚に使用がオススメの木材。特にリビングに木材家具と植物を共におくとアウトドア感が増して、北欧テイストになります。

北欧家具でよく使用されている代表的な木材としては、1.きめ細かい木目のビーチ材(ブナ)、2.世界三大銘木の一つと言われるチーク材、3.重圧感のある大きな木目のオーク材(リンクはヨーロピアンオークについて)が挙げられます。

家具デザイナーはモダニズムをリードしたデンマークのアルネ・ヤコブセン、椅子の巨匠として知られるこちらもデンマークのハンス J. ウェグナー、そしてアルテックの創業者であるフィンランドのアルヴァ・アアルト北欧を代表する有名デザイナーです。金額は高めですが、北欧では『高いものを長く使う』という考え方が根付いているので、初任給でクオリティの高い家具を買う若者も多いのです。これから先何年、もしくは何十年と一緒に過ごす家具だったら奮発してもいいのかもしれません。 

ファブリック

ラグやベッドのシーツも重要な役割をするアイテム。ラグはかなりの面積を占めるので配色に注意しましょう。北欧らしいデザインなら幾何学的なものや落ち着いたものを選ぶとよいでしょう。天然素材を使用することが多いので、ウール、麻、綿などをチョイスしましょう。フィンランドのVIITA NORDICには北欧らしいカラーやデザインのラグがそろっています。

ベッドカバーやブランケットシーツの色ですが、基本はナチュラルなカラーがグッド。ですが、色使いの上級者さんならmarimekkoのようなカラフルなデザインを入れても新感覚で部屋の雰囲気が明るくなります。また、季節に合わせてデザインや生地を変えるのもオススメです。 

室内植物

自然を愛する北欧の人たちは室内にいてもアウトドアを感じられるように植物を置くのが大好き。シンプルな色使いの家の中に緑をプラスするとアクセントカラーにもなり、その空間が引き締まります。

植物の種類は、特に大きな葉が特徴の観葉植物を用いる家庭が多く、花と同様に頻繁に室内で植物を見かけます。大きな植木鉢に大きな葉がなる植物を置く家庭も珍しくありません。 

アクセントになるカラーアイテム
(雑貨)

先に少しお話したように、アクセントカラーとして使えるアイテムにはクッション以外にもあります。植物が好きな北欧の人たちはビビットカラーの花瓶や鉢に入れたりして、雑貨で色遊びを楽しんでいます。最近ではHAYも日本で話題になりましたね。意外なアイテムもあったりするので、一度ウェブサイトを覗いてはいかがでしょうか。また、後の項目で紹介しますが、見落としがちなキャンドルホルダーにもこだわってみると、その空間がぐっとおしゃれに変わります。

コーヒーやお茶が大好きな北欧人ならではですが、可愛いマグカップや、アーティスティックなポットのデザインを集める方が多くいます。冬は家でコーヒータイムを楽しむことが多くなります。だから『長く使えて見飽きない』デザインが重要になるのです。

食器が好きな方は、ラグジュアリーで世界中に知られているRoyal Copenhagen やモダンなデザインがおしゃれなNorman Copenhagen を要チェック。北欧らしいものから斬新なデザインまで、たくさん用意されています。 

明かり

北欧では照明器具は天井からぶら下げるペンダントライトが主流です。特に部屋のポイントアイテムとして役立つ商品です。日本でもよく知られているランプのブランドではデンマークのルイス・ポールセンレ・クリントなどがあります。特にルイスポールセンのPH5は北欧のインテリアと言えば必ずというほど見かける定番アイテムです。

また、UMAGEブランドのように、部屋にキュートさをプラスするデザインもよく見かけます。ぶら下がっているだけでもおしゃれなペンダントライト。思い切ってシーリングライトからチェンジしてみてもいいかもしれまん。

キャンドルとイルミネーションライト

キャンドルはテーブルやキッチン、棚など部屋中に置きます。イルミネーションライトは室内でも屋外でも使用します。キャンドルとイルミネーションライトの強すぎない温かみのある光のおかげで、冬の間はいつでもクリスマスのようなワクワクする気分になる空間が作られています。キャンドルの火が心配な方なら、LEDキャンドルも素敵。SIRIUSのライトは本当に全てが可愛くて、たくさん取り揃えたくなります。

また、北欧の人たちのようにキャンドルホルダーにもこだわりを示すようになれば、もうインテリア上級者。ILLUMS BOLIGHUS では色々な雑貨はもちろんのこと、キャンドルホルダーもたくさん紹介しています。

ポスター

手軽に使えるポスターはとてもオススメです。リビングや部屋のアクセントになるほか、空間と類似カラーのポスターを選んでもおしゃれなインテリアとして大活躍します。また、落ち着いた感じのものを飾れば、かもめ食堂風にお部屋を飾ることもできます!

季節によってポスターを変えることも北欧ではよくあることです。模様替えに上手にポスターを活用したい理由についてなら、詳しくこちらの記事で紹介しています。

サステナビリティを考慮したポスターブランドのProject Nord。数ある中から特にご紹介したいアイテムはこちらです。
いかがでしょうか。
みなさんが想像していたより簡単に取り入れられる雑貨や、意外なアイテムもあったと思います。
これであなたのお部屋も憧れの北欧テイストに模様替えできること間違いなしです!