賃貸でも壁を傷つけない、ポスターのおしゃれな貼り方・飾り方のアイデア

〜壁を傷つけずにポスターを貼るための5つのステップ〜

北欧では、多くの人が美しいポスターで部屋を彩ります。特にリモートワークでおうち時間が増えている今、お部屋の中をより快適に過ごせる場所にするために、華やかでリラックスできる北欧デザインを簡単に取り入れられるポスターは最適です。

この記事では、穴を開けずにポスターやフレームを壁に掛ける方法など、家庭でのポスターの使い方について実践的なヒントを紹介する。

ポスター 貼り方

ステップ1. ポスターを貼る場所選び

ポスターを貼るための場所選びは実は重要です。貼る場所によっては見た目がごちゃごちゃしてしまったり、逆にあまり目につかなかったりします。

ポイントとしては

  • 大きくスペースが空いている壁
  • 背の高い家具がなくて寂しく見える場所
  • 何も飾られていない棚の上
    などが挙げられます。

また、ワンルームのお部屋では圧迫感を出さないために、背の低い家具で統一して工夫されている方も多いです。その場合は壁にポスターを貼ってしまうと雰囲気が乱されてしまうので、フレームに入れたポスターを直接床に置いて立てかけたり、棚の上に置いたりすることで、壁に穴を開けずに、そして雰囲気を壊すことなくディスプレイできます。

こちらはProject Nordのポスターを使った@ie.no.kotoさんの上手なインテリアコーディネート。ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

ステップ2. ポスターを選ぶ

ポスターを飾る場所を決めた次は、肝心のポスターを選びます。

ポスターと聞くと映画のポスターなどの派手なポスターを思い浮かべる方も多いですが、実は北欧のアートポスターは、日本のお部屋や家具とピッタリマッチする、オシャレなポスターばかりです。

どのようなスタイルが好きか考えてみよう。北欧アートにはさまざまなスタイルがあります。ミニマルな線画が好きなのか、美しい抽象画が好きなのか、はたまた北欧モチーフのかわいい絵が好きなのか。

時間をかけて、さまざまな選択肢をリサーチしてみましょう。以下に、今人気のポスターをいくつかご紹介します。また、このリンクをクリックすると、Project Nordの全ポスターコレクションをご覧いただけます。 北欧アートポスターをすべて見る

また、どんな部屋に飾りたいかも考えてみましょう。子供部屋にポスターを飾りたいのか、オフィスに飾りたいのか、リビングルームに飾りたいのか、それともキッチンに飾りたいのか。

ステップ3. フレーム選び

続いてはポスターを入れる額縁、つまりフレームを選びます。

ポスター自体の印象とお部屋の印象を大きく左右することになるので、どんなフレームを選ぶかはかなり重要なステップだと言えます。

北欧のアートポスターは基本的にどんなフレームでも合いますが、そのアートの色合いに合わせたフレームを選択すると、より洗練された仕上がりになります。

例えばこちらの写真で使われているCOFFEE TIMEというポスターは、黒くて細いフレームに収めることにより、ポスターがくっきりとして、ポスターや壁を邪魔せずに飾ることができています。

こちらのポスターは要素が多いためシンプルなフレームが似合いますが、抽象画やかなりシンプルなアートポスターの場合は厚みがあるフレームを使用しても良いかでしょう。もちろん、シンプルxシンプルも永遠の定番です。

  • ・ナチュラルな北欧テイスト
    ボタニカル・自然系ポスターに木の質感のフレームを組み合わせることで、ポスターの持つナチュラルな印象を強調することができます。
  • ・シンプルでスタイリッシュ
    黒フレームを選ぶとシャープな印象になるため、ラインアートポスターと組み合わせればよりスタイリッシュに。

ステップ4. 壁にポスターをかける

続いては壁に直接ポスターを貼る方法をご紹介します。

壁に直接貼る方法はやはり安定感があり、簡単に落ちにくいのが良いところです。

特に天井の高いお部屋では、壁にポスターがあると一層華やかさが出て、ワンランク上の印象をつけられます。

北欧ではポスターを壁に貼るのが一般的。これにはいろいろな方法がある。一般的なのは、壁に小さな釘やネジを打ってポスターを吊るす方法だ。

賃貸住宅に住んでいる場合、壁に穴を開けることが禁止されていることがある。

しかし、壁に穴を開けずにポスターを吊るす方法もあります。以下は、家のどの部屋でもポスターを壁に掛ける3つの異なる方法です。

4.1. 和紙テープを使った方法

和紙テープを使った方法

「和紙テープ」というのをご存知でしょうか?マスキングテープの一種なのですが、その名の通り和紙でできたテープなのです。

日本人にとって馴染みのある和紙テープにはさまざまな絵柄があり、ポスターに合う和紙テープを探すのも楽しいかもしれません。最近では100円ショップなどでも手に入ることがあり、気軽に取り入れられるものとなりました。

貼り直しも可能で、さらに見た目にも楽しい和紙テープは、ポスターを壁に貼る方法としてかなり有効と言えます。

テープを貼ったり剥がしたりしても、ポスターは傷まない。

和紙テープは、ポスターにアーティスティックな効果を与えたい場合に適したソリューションです。また、マスキングテープの種類は問わない。

ポスターの上下にテープを貼ることもできるし、ポスターの各コーナーにテープを貼ることもできる。

和紙テープを使ってポスターを斜めに吊るすこともできる。これは、あなたの家のインテリアに驚きと面白い効果を生み出します。

4.2. 壁掛けフックを使った方法

壁掛けフックを使った方法

続いては「壁掛けフック」をご紹介します。

「壁掛けフック」には、シールでくっつくものや、吸盤でくっつくもの、画鋲タイプになっているものなど、様々な種類があります。

壁に穴を開けても構わない方は画鋲タイプを使用すると安定感が出ますし、穴を開けたくない方はシールタイプを使用すると良いかもしれません。ただし、シールタイプの中には粘着力がかなり強いものもあり、引っ越しや模様替えなどで剥がすときに跡が残ったり、壁ごと剥がれたりしててしまうこともあるので、使用時には注意が必要です。

100円ショップやホームセンターなど、身近なお店で売っているのも、「壁掛けフック」の良い点でもあります。

フックは、Project Nordのポスター・ハンガーと一緒に使うのに最適。このハンガーは木製で軽量です。上部にひもが付いているので、フックにかけると、本格的なノルディック・テイストのインテリアになります。

4.3. ドライバーまたはハンマーを使った方法

スクリュードライバーを使った方法

👩‍🔧 手順 1: 壁の確認 👩‍🔧

まず、ポスターを取り付けたい壁の素材を確認しましょう。薄い壁の場合は釘を、しっかりした壁の場合はネジを使うことをお勧めします。

📍 手順 2: ポジション決め 📍

次に、ポスターを取り付けたい位置を決め、そこに小さな印をつけます。

🔩 手順 3: 釘またはネジの取り付け 🔩

釘を使う場合は、ハンマーを使って壁に打ち込みます。ネジを使う場合は、電動ドリルを使ってネジを壁にねじ込みます。ネジはしっかりと、でも壁を傷つけないように注意しましょう。

🖼 手順 4: ポスターの取り付け 🖼

最後に、ポスターのフレームを釘またはネジに掛けてください。度水平器を使って、ポスターがきちんと水平になっているか確認しましょう。

ステップ5. 壁に穴を開けずにポスターをかける

続いては壁に穴を開けずにポスターを貼る方法をご紹介します。
賃貸など、さまざまな事情で壁に穴を開けずにポスターを飾る方法を模索している方も多いですよね。

例え画鋲のような小さな針でも、残った穴はとても目につくもの。穴だらけの壁は抵抗があるものです。

幸いなことに、壁に穴を開けずにポスターを取り付ける方法はいくつかある。賃貸住宅の壁に穴を開けなくても、北欧のアート作品をインテリアに取り入れることができるのです。

そんな方々のために、壁に穴を空けずにポスターを貼る方法をご紹介します。

5.1. フレームに入れて立てかける

ポスターをフレームに入れて、床や棚に立てかけることで壁を傷つけずに飾ることができます。フレームのおかげで存在感が増すためインテリアのアクセントにもなります。

壁にかけるのではなく、棚やテーブル、または床に置くことで、よりユニークでおしゃれな雰囲気を作り出すことができますよ。

フレーム入りのポスターをインテリアに取り入れることで、空間にアート感と深みを加え、北欧風のシンプルでスタイリッシュな雰囲気を作り出すことができます。そして、それを壁にかける代わりに棚やテーブルの上、あるいは床に直接置くことで、空間にランダム性とアート感を高めることができます。特に、高さの異なるオブジェと組み合わせると、見た目にも興味深い空間を演出することができます。

また、壁にかける代わりに床に大きなフレームを置くことで、リラックスしたカジュアルな雰囲気を作り出すことができます。これにより、空間に自由で自然な雰囲気が加わり、北欧風の自然主義を表現することができます。絵画やポスターを置く場所を変えるだけで、部屋の印象は大きく変わります。新しい季節や気分に合わせてアートの配置を変えてみるのも楽しいでしょう。

5.2. クリップと磁石を使う

この方法は過去にTwitterで話題になったこともある貼り方で、家にあるもので壁もポスターも傷付けずに貼ることができます。やり方さえ覚えれば簡単で、以下の手順で行います。

・マスキングテープ、クリップ、磁石を用意します。

・ポスターを貼りたい壁に4箇所、マスキングテープでクリップを貼ります。

・ポスターの四隅をクリップと磁石で挟みます。

万が一貼るのに失敗しても、壁への貼り直しも簡単なので、A2ポスター50×70cmポスターなど、大きいサイズのポスターも気軽にトライできます。

また、このテクニックを使って、サイズの異なるポスターを何枚か一緒に飾るギャラリーウォール効果を作ることもできる。ポスターの束を購入すると、お得になることがよくあります。

5.3. 練り消しを使って貼る

実はこの方法は、デンマークをはじめとする北欧では一般的。壁に複数のポスターを貼る人も少なくないため、気軽に貼ったりはがしたりできる練り消しは必需品となっています。また、日本でも文房具店や画材屋で安く購入できます。

貼り方は練り消しを小豆大にちぎり、丸めて壁に押し付けます。その上にポスターの四隅を合わせ、指で軽く押すだけ。フレームがないため、ポスター自体の存在感を楽しみたいカラフルなポスターパステルカラーのポスターが映える方法です。

例えばA4サイズのような小さなプリントであれば、額装したポスターにもこの方法を使うことができる。

5.4. ポスターハンガー(マグネットハンガー)に吊るす

あまり日本では馴染みのない「ポスターハンガー(マグネットハンガー)」ですが、こちらも北欧では一般的な方法です。木製の棒に磁石がついているもので、棒でポスターの上下をそれぞれ挟んで、紐で吊るすだけで完成します。

ハンガーのように吊るす場所があればどこでも飾ることができますし、ポスターを傷つけずに綺麗なまま保管できます。気軽にポスターを張り替えやすいので、新着のポスターをチェックして、北欧の人々のように季節ごとに模様替えをするのもおすすめです。

木製のハンガーを使ってポスターを吊り下げると、北欧らしい軽快なインテリアになります。様々な色があるので、ポスターの色や部屋の色に合わせることができます。

5.5. 市販の「剥がせるのり」を使ってみる

ホームセンターや通販では、様々な「剥がせるのり」が販売されています。これを賢く活用するのも、ひとつの手です。ただ、種類も豊富でどの商品を買えば良いか迷ってしまうことも。

そこでチェックしたいのがYouTuberの「ZUBORA DIY」さんの動画。Project Nordのポスターを使用した動画を紹介してくださいました!ぜひこの動画を参考に、賃貸住宅での壁紙やポスターの貼り付け方法にトライしてみてください。ポスターの貼り方については、動画の後半(3:20)から紹介されています。

いかがでしたか?

少しの工夫で、壁に穴をあけずにポスターのあるおしゃれな生活を楽しむことができる、そんなアイデアをご紹介しました。部屋の雰囲気やポスターのサイズに合わせて自分にピッタリの方法を試してみてください。

他にもポスターをオシャレにディスプレイするアイデアをブログ記事でいくつも紹介していますので、ぜひご覧ください。