北欧デンマーク生まれのアンデルセン童話を身近に!

 

みなさんは”アンデルセン”という人物をご存知ですか?

”親指姫””人魚姫”などの日本でも有名なアンデルセン童話の作者である人物です。
アンデルセンの童話は世界中で翻訳され、ディズニーなどにも起用されるような物語ばかり。

今回はそんなアンデルセンをご紹介しつつ、童話に出てくる数々のシーンを再現した北欧のポスターを厳選してご紹介します。







そもそもアンデルセンって?



ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(出典:Wikipedia)
ハンス・クリスチャン・アンデルセンは1805年生まれのデンマークの童話作家で、”親指姫”、”マッチ売りの少女”、”人魚姫”など日本でも馴染みのある童話を生み出しました。

貧しい家庭で育ち苦労が絶えませんでしたが、幼い頃から物語に親み、その影響で想像力に溢れており、作家になるべくしてなった人物であるとも言えます。

グリム童話で有名なグリム兄弟とも親交があったとされ、世界中を旅した旅人でもありました。

作品は約170作品あり、現在も愛され続けています。






日本とアンデルセン

 

日本でも愛されているアンデルセン。

そんなアンデルセンの人生を描いた「ミュージカル・アンデルセン」を劇団四季が上演しているので、興味のある方は見に行ってみるといいですね。

他にも、千葉県船橋市に「ふなばしアンデルセン公園」という公園もあります。
実は船橋市は、アンデルセンが生まれたデンマークのオーデンセ市と姉妹都市であり、この公園はそんなオーデンセ市の全面協力を得ているそうで、交流イベント等も行われているそうです。

アンデルセンを身近に感じられる要素の一つですよね。
ハンス・クリスチャン・アンデルセンの銅像









アンデルセン童話をモチーフにしたポスター



今回Project Nordに新作として登場したのは、私たちが子供の頃から親しんでいるアンデルセン童話のコレクション

子供の頃に好きだったお話、自分の子供が好きなお話、今でも勇気や感動をもらえるお話、童話には思い出が詰まっていますよね。

そんな思い出の童話のワンシーンを切り取り、北欧の優しい空気を込めてデザインされたのが、アンデルセンポスターのコレクションです。

童話とともに、一つずつ紹介していきます。







みにくいアヒルの子



Project Nordの北欧アートポスター みにくいアヒルの子
あらすじ

〜アヒルの子供たちの群れの中で、1羽だけ容姿の違うヒナが生まれ、そのヒナが周囲のアヒルから強く当たられることや目線に耐えきれず逃げ出してしまいます。
他の鳥の群れに入るも馴染めず、疲れたヒナは自分を食べてもらいに白鳥の群れに行くのです。
しかしいつもとは違う反応に驚き水面を覗くと、そこにはみにくかったはずのヒナが美しい白鳥になっていて、自信を取り戻しました。〜


多くの方がご存知である”みにくいアヒルの子”はなんと1843年に発表された作品。
どこか悲しい要素が含まれているのが童話らしい雰囲気です。

そんなヒナの成長過程を描いたこちらのポスターは、孵ったばかりのヒナが美しい白鳥になって自由に空を飛ぶ姿までを優しい色使いで切り取ったもの。

真ん中に流れる雄大な川を飛んで渡る白鳥と、小さなヒナ鳥たちがかわいいデザインです。




 




赤い靴


あらすじ

〜病気を抱えた貧しい母と暮らすカーレンは、靴を持っていません。
ある日、裸足で歩くため怪我をしてしまったカーレンに靴屋が赤い靴を作って助けてくれますが、カーレンの母が病気で亡くなってしまい、カーレンは葬儀に赤い靴で参列します。
葬儀でカーレンの貧しさに同情し、養女として受け入れてくれる老婦人が現れ、その後カーレンはすくすくと成長し、町一番の美女に。

ある日カーレンはまたしても別の赤い靴に魅了され買ってしまい、老婦人の死に目にさえ会いに行かず赤い靴を履いて舞踏会へ行ってしまったことで、カーレンの意思とは関係なく、一生踊り続けてしまう呪いにかけられてしまいます。
呪いのせいで恩がある老婦人の葬儀にも出席できず、カーレンは足を切断してもらうように首切り役人に頼み、義足の生活を送り始めます。
慣れない義足で不自由な体になった後カーレンは今までの自分の行いを恥じ、懺悔をしようと教会へ行きますが、踊る赤い靴が邪魔をして教会へ入れません。

それでも老婦人への懺悔を続けます。
するとある日、立ち入れなかった教会へと突然場所は変わり、天使が現れ、カーレンは天に召されたのでした。〜

童話としては残酷な表現が多いこのお話は、印象に残っている方も多いのではないでしょうか。

1845年に出版されたこのお話は、いわゆる「教訓」を伝えてくれる童話の一つであるとも言えますね。
ハッピーエンドとは言い切れないこのお話ですが、天に召された後のカーレンはきっと老婦人に再開できたことでしょう。

そんな赤い靴を描いたのがこちらのポスター。
一目見ただけで印象に残るデザインは、お部屋にアクセントが欲しい方にもオススメ。
Project Nordの北欧アートポスター 赤い靴




人魚姫




Project Nordの北欧アートポスター 人魚姫
あらすじ

〜人魚姫はある日、難破した船から海に投げ出された王子を救い、恋に落ちます。
浜辺に王子を寝かせ、様子を見ていると修道院の女性が連れ帰りました。
人魚姫は人間に興味が湧き、人間のように魂を得る方法を模索します。
そして人魚姫は魔女の元へ向かい、「美しい声と引き換えに人間のような足を手に入れる薬」を貰います。
その薬を飲むと歩く度に刺すような痛みが走り、声も出なくなりますが、人魚姫は薬を飲んでしまいます。
人間の姿で倒れていた人魚姫を王子は救ってくれ、そこで王子は王子を救ってくれた修道院の女性に恋をしていることを知りますが、人魚姫は声が出ないため過去に自分が王子を救ったということを話せません。
そして修道院の女性は修行のため修道院に居た隣国の姫であったことが発覚し、そのまま王子はその女性と結婚してしまいます。
人魚姫は深い悲しみにくれ、人魚に戻れる方法と言われた「王子を短剣で切り裂く」方法を試そうとしますが、自分が愛した人とその幸せを壊すことができずに、自ら海に飛び込み命を絶ってしまいます。
その後風の妖精となった人魚姫は、魂を手に入れるための役目を引き受け暮らしていくのでした。〜


ディズニーの”リトルマーメイド”の方でもご存知の方が多いこの作品は、1837年に発表されました。
純粋な心を持つ人魚姫を応援したくなる気持ちと、なんとも言えない結末がアンデルセン童話らしい作品です。

そんな人魚姫をイメージしたポスターがこちらのポスター。
彩も鮮やかで、夏の暑い季節に涼しげなデザインをお探しの方にもピッタリです。






親指姫


あらすじ

〜あるところに孤独に暮らす一人の女性がいました。
その女性は寂しさのあまり、小さくても可愛らしい女の子が欲しい、と願っていました。

ある日魔女がやってきて、魔女に女の子が育つと言う種をもらい、育て始めます。
すると美しいチューリップの蕾が出てきて、その中から親指ほどのサイズの女の子が生まれたのです。
女性は親指姫を可愛がっていましたが、ある夜、すやすやと寝ていた親指姫を見たヒキガエルのお母さんが親指姫を自分の息子の嫁にしようと誘拐してしまいます。

親指姫が誘拐された先で泣いていると、そこにいた魚たちや蝶が同情し、親指姫が監禁されていたスイレンの葉を川の流れに沿って運んでくれました。
しかしその道中でまたしてもコガネムシに連れ去られてしまい、森の奥へ取り残されてしまうのです。

寒い季節になり、親指姫は偶然見かけたネズミのおばさんの家で保護してもらえることに。
そのお家のさらに地下深くに住んでいるお金持ちのモグラのおじさんとも仲良くなります。
ある日近くで怪我をしているツバメを発見した親指姫は、ツバメを懸命に看病します。

ツバメは元気になり、一緒に南の国へ行くことを提案されますが、ネズミのおばさんを一人にする事に躊躇してしまいます。
しかし、モグラに結婚を強要されかけている親指姫は南の国へ行くことを決心し、ツバメと一緒に花の国へ行きます。

そこで親指姫と同じくらいの背丈の男の子に出会い、その男の子は花の国の王子だと言います。
二人は恋に落ち、結ばれるのでした。〜


アンデルセンの童話の中ではハッピーエンドに分類されるこのお話。
可愛らしい親指姫が苦労の末に幸せになるという流れが好きな方も多いのではないでしょうか。

そんな優しくも可愛い親指姫を淡い色合いで描かれたこちらのポスターは、繊細で美しい花を良く表しています。
ただ花のポスターを飾るだけではなく、親指姫と一緒に飾ると遊び心があって良いですよね。

年齢や部屋を問わず、美しく飾ることができるデザインです。
Project Nordの北欧アートポスター 親指姫






マッチ売りの少女




Project Nordの北欧ポスター マッチ売りの少女
あらすじ

〜慌ただしい年末の時期に、貧しい家庭の少女はマッチを売り歩いていました。
寒い季節でありながら、手持ちのマッチを全て売り切らなければお父さんに叱られてしまう少女は、街を歩き続けます。
道ゆく人は忙しく、少女に見向きもしません。

そして、寒さに耐えかねた少女は1本のマッチに火をつけ、暖を取ります。
すると火がつくと同時に、綺麗に飾り付けられたクリスマスツリーや美味しそうなローストチキン、暖かそうな暖炉などの幻が次々と現れて、火が消えると同時に消えてしまいました。

その時、ふと空を見上げると、流れ星が流れます。流れ星をみて、少女のおばあさんが、流れ星は誰かの命が終わろうとしている時に流れる、と言っていたことを思い出します。
再び寒くなった少女はまたマッチに火を灯します。
すると今度は少女のおばあさんの幻が現れました。
少女は、先程のクリスマスツリーなどの幻と同じで火が消えるとおばあさんの幻まで消えてしまうのでは、と考えて慌ててマッチに火をつけつづけます。

全てのマッチに火をつけ終えると、明るい光がおばあさんの幻をつつみ、少女はおばあさんに抱きしめられながら天国へと旅立つのでした。

翌朝、新しい年を迎えた街に、マッチの燃えカスを抱きしめて幸せそうに微笑みながらなくなっている少女が居ました。
彼女に何が起きたかを知る人物は誰一人として居ませんでした。〜


マッチ売りの少女のお話は、登場人物が少ないながら、かなり悲しい物語ですよね。

当時の時代背景も投影されているとも言われているこの物語は、愛を持って少女に接する人物と、そうでない人物が対照的に描かれています。

そんな少女を印象的に描いたデザインのこのポスターは、切なくもどこか落ち着いた雰囲気です。
モノトーンのお部屋にもワンポイントとしてよく映えますね。








Project Nordとアンデルセン



デンマーク出身のアンデルセンと、デンマーク出身のProject Nord。同郷であることだけではなく、実は他にも意外な共通点があるのです。

Project NordのCEOであるTorben Andersenは苗字が同じなだけではなく、なんと童話作家アンデルセンが通った別荘を、Torbenの両親が現在まで所有しています。

この別荘はアンデルセンの作家としての人生を支えてくれた家族が所有しており、夏になると彼らとともにアンデルセンも足繁く通った家だそうです。
1875年にアンデルセンが没するまで使用され、今も美しい景色の中に存在します。
童話作家アンデルセンが通った友人の別荘
(撮影:Project Nord CEO Torben Andersen)


(撮影:Project Nord CEO Torben Andersen)
美しい自然に囲まれた家で、アンデルセンは数々のインスピレーションを受けたことでしょう。

アンデルセンだけでなく、私たちもたまにはこういった穏やかな場所で時間を過ごすことで良い休息になりそうですね。

北欧で大事にされている価値観である「ライフバランス」を見事に表現しているのではないでしょうか。



いかがでしたか?

アンデルセン童話は作者の没後約150年が経った今でも、世界中の人々に愛され続けています。
子供の頃に好きだった童話、自分の子供が好きな童話、思い出のある童話など、童話には私たちのさまざまな思い出があります。
思い出の童話をお部屋にぜひ取り入れてみてくださいね。






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