2024年の流行間違いなし?! ジャパンディについて知ろう!
「ジャパンディ」という単語を聞いたことがあるでしょうか?
お察しの通り、「ジャパン」が含まれた単語なのですが、日本のインテリアデザインと北欧のインテリアデザインを組み合わせたものを指す言葉です。
最新のトレンドの一部として華々しく登場したジャパンディは、日本に暮らす私たちにピッタリのインテリアのあり方。
今回はそんなジャパンディの全てをご紹介します。
ジャパンディの発祥
「ジャパンディ」という言葉は「ジャパン」と「スカンディナビア」を組み合わせた新しい単語です。
日本と北欧は遠く離れていますが、実は共通点が多く存在するのです。 このジャパンディは2017年に考え出され、今日でも特に海外でトレンドとして存在しています。 日本ではまだあまり馴染みないですが、逆輸入的な発想でトレンドに組み込まれてきています。 ジャパンディを理解するために、まずは日本の様式と北欧の様式をそれぞれ分けて見てみましょう。 |
北欧のスカンディナビア様式
北欧のユニークなスカンディナビア様式は1950年代に作り上げられました。
戦後、大衆向けのお洒落な家具の需要が急速に高まりつつあった時代で、その後技術が進むにつれ、アウトドアへの関心も高まっていました。 それに比例するかのように北欧のスカンディナビア様式は屋内にインテリアとして自然を取り入れるようになりました。 北欧風と聞けば、木の床、自然の光、そして革製品などの自然の素材から作られたものが思い浮かびますよね。 それこそが屋内にアウトドアを取り入れるという行為だったのです。 このような背景の全てが合わさり、現在の落ち着いて自然な雰囲気を持ちつつも、機能性の高い北欧のスカンディナビア様式が完成したといえます。 北欧のような人口の少ない地域が世界的にインパクトを与えることは非常に見事なことだといえますよね。 世界が北欧のデザイン様式に引き込まれたのは1954年、エリザベス・ゴーデンという女性が「北欧デザイン展」という移動式の展覧会を開催したことに起源します。 ゴーデンは国内でも指折りのトップデザイナーを引き連れ、アメリカとカナダを回りました。 1957年に帰国した際には、北欧のデザイナーたちは世界的に賞賛を受けることとなったのです。 しかし、その後北欧デザインに対する熱狂的なトレンドは下火になってしまいます。 現在ではサスティナブルなものや道徳的なものを支持する人が増えてきているため、再び北欧のスカンディナビア様式がトレンドになっていますね。 |
日本様式
日本様式のインテリアは何世紀にもわたって、時代を問わず、上品で、わかりやすい、という同じ決まりに従ってきました。
日本の家の特徴は禅の精神に関わりがあるそうです。 禅は仏教の一部として始まりましたが、禅の教えは日本人の日常生活に深く浸透しています。 一般的に、禅は「悟りとして単純さを受け入れる」という教えを持つそうで、この教えが日本様式のインテリアデザインに反映されているというわけです。 では、具体的に日本様式とはどのようなことを指すのでしょうか?例をみてみましょう。 ・年季の入った木材等を使い、自然に対する敬意を表す ・不必要に飾りつけしすぎず、必要な家具だけを使う ・家具を動かすことで別の用途として使えるようになるような多機能空間 海外ではこのような特徴に、禅の影響が見られると言われています。インテリアを飾る空間は平和で落ち着いた空間でなければならないのです。 |
ジャパンディインテリアの特徴とは?
では、この二つのデザイン様式はどのようにして出会ったのでしょうか?
次にご紹介するのがジャパンディのインテリアの特徴だとされています。
ぜひ、あなたのお家にも取り入れてみて下さい。
次にご紹介するのがジャパンディのインテリアの特徴だとされています。
ぜひ、あなたのお家にも取り入れてみて下さい。
機能性重視でスペースを有効活用する まず、ジャパンディには無駄な装飾などは用いられません。 日本様式と北欧様式のどちらも「部屋の中のインテリアには目的や意味を持っていなければならない」と言った方針があります。 当然、この考え方はジャパンディにも適用されます。 実用的なものから装飾品まで、全ての物は意味と目的を持たなければならないのです。 これからジャパンディを目指す、という方はまずは無駄な装飾品を片付けることから始めましょう。 使い道がないのであれば、必要ではないと言うことなのです。 色の使い方に様々なものの影響がある 北欧のデザインは自然な色味やナチュラルな木材を好んで利用する傾向にありますが、日本様式では神社などに代表されるように、より鮮やかな赤や黒で着色されたものを使う傾向があるとされています。 ジャパンディはその両方を組み合わせてスタイルを作り上げていて、両方の特徴を組み合わせた事によりとてもユニークに仕上がるそうです。 試しに、壁は自然な色合いにして、はっきりとした色がついた木製のインテリアなどを組み合わせて使ってみてください。 新しい配色で、きっと生活も明るくなりますよね。 |
自然素材を使用する
北欧様式も日本様式も木材をメインに使う傾向にありますが、実は使い方が違うのです。 日本様式では、家具に使われる木材は鮮やかでツルツルとした見た目に塗装され、比較的鋭い形にカットされる傾向があります。 それとは対照的に、北欧様式ではもっと質素で、木そのものの素材を生かし、木目などの自然な見た目に仕上げる傾向にあります。 この二つの様式の家具やインテリアを組み合わせて使うことで、バランスの取れたお部屋になることでしょう。 実用的な装飾品を使う 様式により違った見た目の装飾になりますよね。 それは装飾品が、様式によってそれぞれ異なった目的や意味を持つからなのです。 北欧様式では、ブランケットや温かさ重視のラグなどに代表されるように、装飾品も実用性と快適さを持ち合わせたものを使用することが多いです。 日本様式では、生け花や掛け軸に代表されるような装飾品を使う傾向にあります。 そしてジャパンディは、この両方を組み合わせながらも、ごちゃごちゃしすぎないお部屋作りを目指す様式なのです。 |
ジャパンディにマッチするPROJECT NORDのポスター
ジャパンディに完璧にマッチするProject Nordのポスターを厳選してご紹介します。
ポスターは装飾品であることと、デッドスペースの活用において、かなり有効な手段です。
鮮やかな色と自然な色を組み合わせたProject Nordのポスターは時代を超えるタイムレスなデザイン。
ぜひジャパンディをあなたのお家にも取り入れてみてくださいね!
壁を傷つけずにポスターを貼る方法も過去にご紹介しているので、こちらからぜひご覧ください。
壁を傷つけずにポスターを貼る方法も過去にご紹介しているので、こちらからぜひご覧ください。
オススメのブログ記事
北欧デザインとは?5つの特徴と人気の秘密、代表的なブランドをご紹介 |
北欧ノルウェーを代表する食器ブランドをおさらい |
北欧風の柄やデザインを生活に取り入れるための4つのアイデア |
北欧風のお部屋作りの色合わせ 北欧の国々を比較してみた! |