Project Nord × Tree Nation|植樹で届けるサステナビリティ
「サステナビリティ」と聞くと、何か大きなことをしなければいけないように感じるかもしれません。でもProject Nordが大切にしているのは、日々のものづくりの中にある小さな選択の積み重ねです。
この記事では、Project Nordがサステナブルなブランドであるために取り組んでいることと、パートナーであるTree Nationとの植樹活動についてご紹介します。
Project Nordのサステナブルなものづくり
ポスターに必要なものは、紙とインク。どちらもなくすことはできませんが、より環境への影響が少ない選択をすることはできます。Project Nordでは、素材から製造のプロセスまで、一つひとつにサステナブルな工夫を取り入れています。
環境にやさしいインクと紙
Project Nordのポスターに使われているインクは、水性で溶剤不使用、無臭で換気も不要です。換気にかかるエネルギーや、環境に影響を与える成分の使用をできる限り減らすための選択です。
紙にはFSC認証紙を使用しています。FSC認証は、紙の原料となる森林が責任を持って管理されていることを確認する国際的な制度。無責任な伐採が行われていないかだけでなく、その森林で働く人々の権利や安全、先住民の権利が守られているかどうかも審査の対象になっています。
※FSC認証(Forest Stewardship Council):森林の管理が環境的・社会的・経済的に適切であることを認証する国際制度。
在庫を持たないオンデマンド印刷
Project Nordのもうひとつの特徴が、在庫を持たないこと。注文を受けてからポスターを印刷するオンデマンド方式を採用しています。在庫を確保しておけばすぐにお届けできる利点はありますが、その裏では不要な倉庫のエネルギーや、売れ残った商品の廃棄が生まれてしまいます。
必要なものを、必要なときに、必要な分だけつくる。日本の「もったいない」の感覚にも通じるこの考え方が、紙やエネルギーの無駄を減らし、環境への負担を軽くしています。
ポスター1枚が1本の木になる仕組み
紙を使う事業を営みながら、森林環境に無関心でいるわけにはいかない。そんな想いから生まれたのが、Project Nordの「One Poster=One Tree」の取り組みです。お客様がポスターを1枚、またはフレームを1つ購入するたびに、1本の苗木が植えられます。
このパートナーとなっているのが、Tree Nationという植樹活動を行っているNPO団体です。ポスターの購入が増えるほど、植えられる木も増えていく。そしてどこにどんな木が植えられたかがわかる報告書がお客様にも届くため、自分自身が環境保全に参加しているという実感を得ることができます。
Tree Nationの活動とその広がり
Tree Nationは2006年に設立され、地道に活動を続けてきた団体です。これまでに27万人以上の個人と、6,000以上の企業がこの活動に賛同しています。
仕組みはシンプルです。賛同した個人や企業が苗木を購入し、Tree Nationのチームが現地で代わりに木を植えてくれる。気軽に環境のための行動ができるこのシンプルさが、長年にわたって支持されてきた理由のひとつです。どのプロジェクトにも植物や地質の専門知識を持ったメンバーがおり、その土地に合った樹種を選んで植樹しています。
環境保護のその先にあるもの
Tree Nationの活動がユニークなのは、植樹が環境保全だけでなく、社会的な課題の解決にもつながっている点です。
たとえばブラジルのリオテラ・プロジェクトでは、アマゾンの熱帯雨林の再生に取り組みながら、地元の人々や農業関係者をプロジェクトに巻き込むことで現地に雇用を生み出しています。収入源が増えれば、家庭の子どもたちにも教育の機会が広がる。植樹という一つの活動が、環境・雇用・教育という複数の課題に同時にアプローチしているのです。
Project Nordの設立者たちは、当初は発展途上国の子どもたちへの教育支援を考えていました。しかし紙を使うポスターブランドとして、より広い視点からサステナビリティを捉えたいという想いから、森林保全と現地の雇用創出を同時に実現できる植樹活動を選んだのです。






