北欧の小国デンマーク、環境問題への取り組み
環境先進国がひしめき合う北欧の国々。中でもProject Nordの故郷であるデンマークは、特に積極的な環境への取り組みで知られています。
小さな国でありながら、国・企業・個人がそれぞれの立場でできることを重ねてきたデンマーク。今回は、その取り組みをさまざまな角度からご紹介します。
環境パフォーマンス指数ランキング1位のデンマーク
EPI(環境パフォーマンス指数)をご存知でしょうか。各国の環境問題への取り組みがどれほど実現できているかを測る指標で、2年ごとにランキングが発表されています。二酸化炭素や廃棄物の排出量、土壌の汚染状況、自然修復面積など、環境面のさまざまな観点から算出されるものです。
国としての環境問題への取り組み
北欧諸国は再生可能エネルギーへの関心が高いことで知られていますが、デンマークも例外ではありません。なかでもデンマークが強みを持つのが風力発電です。国内で消費されるエネルギーのうち、3割以上が再生可能エネルギーによって供給されています。
近年デンマーク政府が発表した計画には、世界初となるエネルギー島の建設が含まれています。2033年の稼働を見込むこの島は、300万世帯分の電力をまかなえる規模だといいます。さらに、2030年までに二酸化炭素の排出量を1990年比で70%削減するという目標を掲げ、国全体で環境保全に取り組んでいます。
デンマークにとってのきっかけ
デンマークが北欧の中でも際立った環境先進国になるきっかけとなったのは、1970年代の石油ショックでした。石油に依存していた当時の状況から抜け出し、別のエネルギー源に切り替える必要に迫られたのです。
最初は石油価格の高騰という外圧がきっかけでしたが、1990年代に国際的な環境問題への議論が進むにつれて、デンマーク国内の環境保護意識も自然と高まっていきました。教育やメディアを通じて環境保護の大切さや国の方針が共有されていることも、国民一人ひとりの意識に大きく影響しているようです。
健康も促進する自転車大国の実績
デンマークでは自転車での移動がごく一般的です。コペンハーゲンでは通勤者の約6割が自転車を利用しているといわれています。石油ショックの影響に加え、国内にはほとんど自動車メーカーがなく輸入車に高い税がかけられていることも、自転車への移行を後押ししました。
環境のために選んだ自転車通勤が、健康面でもプラスの変化をもたらしています。病気で休む日数の減少や、医療費の削減につながったという報告もあります。自転車に乗るのは大人だけではありません。11〜15歳の子どもの約半数が自転車で通学しているのだそう。環境を守りながら健康的な生活習慣も身につくのは、とても魅力的ですよね。
デンマークの自転車文化についてもっと知りたい方は、こちらの記事もあわせてどうぞ。
企業も積極的に参加
デンマークでは国や個人だけでなく、企業も環境問題への取り組みに意欲的です。たとえばデンマーク生まれの世界的な玩具メーカー、レゴ。ブロックの素材がプラスチックであるため改善点は多くありますが、段階的に環境負荷の少ない商品やパッケージを増やすことを目標に掲げ、より持続可能な素材の研究を独自に進めています。
デンマークの企業に共通するのは、できることから始めようという姿勢です。去年よりも今年、今年よりも来年、少しずつでもより良い選択を重ねていく。そんな着実なアプローチが、デンマークという国全体の環境意識を支えているのかもしれません。
Project Nordのポスターと植樹
Project Nordでは、ポスターを1枚購入するたびに1本の苗木が植えられます。パートナーであるTree Nationが実際の植樹を行い、購入者にはどこにどんな木が植えられたかを示す報告メールが届きます。デンマーク生まれのポスターでお部屋を心地よくしながら、環境にも小さな貢献を届けてみませんか。
LOOK UP
LOOK UP
シンプルな線だけで描かれた女性の横顔。名前の通り、見ていると前向きな気持ちになれる一枚です。余白が大きく明るい色のフレームとも相性がよいので、さまざまなお部屋に馴染みます。
CONNECTION
CONNECTION
落ち着いたアースカラーが心をほっとさせてくれる、母性をテーマにしたポスター。抽象画のモダンさとやさしい色合いを兼ね備えているので、さまざまなインテリアに合わせやすいデザインです。
CARNIVAL
CARNIVAL
さまざまなパステルカラーが踊るように並んだ、賑やかな一枚。ポスターの色に合わせてインテリア小物を選ぶと、お部屋に統一感のある空間が生まれます。






