どうしたらいい?大きめポスターの選び方と飾り方
ポスターのサイズには色々ありますね。
日常生活でよく使うA4やB5などはサイズ感が分かりやすいですが、大きめのサイズになるにつれて感覚がつかみにくくなってきます。
「こんな感じかな?」と感覚で選んでみて実際飾ってみたら、お部屋にポスターのサイズが合わなかった!なんて失敗は避けたいもの。
今回は大きめサイズポスターの、失敗しない選び方と飾り方をご紹介します。
大きめポスターの選び方その① 〜ほどよい存在感に注目〜
50 x 70 cmやB2サイズなどの大きめポスターの長所は、ほどよい存在感。つまり、ポスターを一つ飾るだけでお部屋のアクセントになるということです。
ベッド、テーブル、棚などの主要な家具を置き終わったのにも関わらず、どこか物足りない……という経験はありませんか?そんな時こそ大きめポスターの出番です。壁の空白の飾り方として最もお手軽な方法で、アートフレームのカラー次第で雰囲気を変えることも自由自在。こういった場合の大きめポスターはブラックのアートフレームを選べば空間の引き締め役として、ナチュラルやホワイトなら空間に馴染むアートとして活躍します。
Project Nordでご用意している大きめサイズのポスターは50 x 70 cmですが、他に日本でよく見かける大きめポスターはB2サイズ(51.5 x 72.8 cm)なのでどちらも似たような感覚です。数字だけではイメージがつかみづらいという方は、コピー用紙を組み合わせて貼り合わせるか、画用紙から切り出すかして実際に50 x 70 cmのサンプル用紙を作ってみましょう。それをマステでポスターを貼りたい場所に貼ってシミュレーションすれば、より明確に大きめポスターの存在感を実感できるはずです。ご参考までに、Project Nordのポスターサイズは次のようなラインナップになっています。
お部屋の空いている空白の大きさによって、スペースを埋めすぎると圧迫感が出ることもあるため、まずはこの段階で大きめポスターにするべきかどうかを確認することをオススメいたします。ポスターの選び方で失敗しないためにも大切なステップです。万が一、お部屋には小さめポスターの方があうと分かっても大丈夫。こちらの記事で小さいサイズのポスターの選び方と飾り方についてご紹介しています。
大きめポスターの選び方その② 〜他のインテリアとの相性〜
他のインテリアとの相性を考えた時、大きめポスターはそれらをまとめたり引き立てたりするのにぴったりです。そもそも家具というものは一般的に大きめのものが多いので、ポスターも大きめなら霞むこともありません。
どんな方も「こんなお部屋作りがしたい!」といったイメージをお持ちではないでしょうか。細部までは考えていなくても、ベースは何色にしたい、差し色を使うなら暖色が良い、シンプルでスタイリッシュにしたい、落ち着き重視のお部屋にしたい等々。そしてベッド、テーブル、ソファなどをそのイメージに合わせて選んでいるはず。
もし他のインテリアのカラー系統を統一しているなら、選ぶべきポスターを決めるのは比較的簡単です。同系色を選べばお部屋全体の統一感を増幅させることができます。また、反対色を選べば、ポスターに目線を持っていってアクセントを強めることができます。
そこまで色にこだわりがなく、インテリアの持つ雰囲気を重視してお部屋作りをしている方には、感覚に注目したポスターの選び方がオススメです。木製のインテリアや観葉植物など、自然のぬくもりに重きを置いたお部屋には、風景や花をテーマにしたポスターが合うでしょう。モダンに洗練されたお部屋が良いという方には、タイポグラフィーや幾何学模様のポスターがしっくりきます。
気に入ったポスターを見つけたら、それが既にあるインテリアと馴染むのか、それとも引き立てるのかに視点を置いて、相性の良さを確認するのを忘れないようにします。インスタグラムで似たようなテイストのお部屋を探して客観的に見てみたり、気に入ったポスターに似たものを飾っているお部屋の写真でシミュレーションするなど、失敗しないポスター選びにはこのステップも欠かせません。
飾り方の選択肢が増える!大きめポスター
小さめポスターだと気軽に飾ることができる代わりに、壁に掛けたり棚の上に置いたりする以外の飾り方はしづらくなってしまいます。逆に大きめポスターだと飾り方の選択肢が増えます。
まずは王道の、アートフレームにポスターを入れて壁に掛ける飾り方。この方法だと人間の目線上にポスターを飾れるため、自然とポスターに視線を持っていくことができます。絵画を飾るのと同じ感覚で、ポスターをお部屋作りの中心に持っていくことができます。場所を変えて扉に掛けることもできますね。
次に棚の上に置く飾り方。こちらは置物としてポスターを使ってしまう方法です。棚の上に大きめのポスターを置いて、周りに陶器や照明器具を飾ったり、下にマットや布を敷いたりするだけでおしゃれな空間を作り出すことができます。
最後にポスターを床に置いて壁や家具に立て掛けてしまう飾り方。これは小さめのポスターだと倒してしまったり存在感が隠れたりしてしまうため、あまり適さない飾り方です。しかし大きめポスターを選ぶなら、あえてこの方法にチャレンジしてみては?床に置くだけなので手間もかかりませんし、良い意味での無造作な雰囲気が出て、力みすぎないお部屋作りができます。また、壁や棚から落ちる心配がないので、地震の多い日本においては最も適した飾り方かもしれません。
このように大きめのポスターには飾り方が豊富という利点があります。
大きめポスターを複数組み合わせて飾る
小さめのポスターをいくつか組み合わせる飾り方、素敵ですよね。大きめのポスターも選び方と飾り方に少し気をつければ、複数組み合わせる飾り方にいかすことができます。
例えば大きめポスターだけを数枚横に並べる飾り方。等間隔で2枚並べるならSCANDI YINとSCANDI YANGや、BUBBLE PEARとBUBBLE STRAWBERRYのように、対になるようなものを選ぶと良さそうです。この飾り方だと整然としたお部屋の雰囲気ができあがります。ソファーの上に3枚並べて大きめの空間を飾るのも素敵ですね。
一枚だけ大きめポスターにして、その他を小さめポスターにする飾り方もおしゃれです。そういう場合は、カラー、テーマ、作風など、何か一つの要素を統一するようにすると、雑多なお部屋にならずにこなれたポスターの飾り方ができます。MARMOKIRKEN、6 TOWERS OUTLINE OF COPENHAGEN、VOR FRELSERS KIRKEなどのデンマークの建物を集めて飾ってもいいですし、鮮やかな色が印象的なMODERN MIAMI BEACHとTHE PINK ABSTRACTを並べても構成がスッキリとしているのできれいにまとまります。詳しくはこちらの過去記事で説明していますのでご覧ください。
お部屋を決めて大きめポスターを飾る
大きめポスターを飾ると圧迫感が出てしまうこともあると先に書きましたが、お部屋を決めて大きめのポスターを飾る方法もあります。ポスターが大きくても問題が無いのは、空白のスペースができやすいリビングルームやベッドルームなどの広い空間のお部屋。そこに思い切って大きめポスターを飾るのがオススメです。
また、大きめポスターの良いところはサイズが大きいため、細かいデザインのポスターも「見づらいかもしれない……」と悩まずに飾れるところです。比較的狭い空間だと飾りにくいデザイン選ぶチャンスとも言えます。
大きめサイズで飾りたいPROJECT NORDのポスター
ポスター 飾り方
ポスターの飾り方についての一般的なアドバイスも少し加えたい。
ポスターの飾り方が部屋の雰囲気を大きく変えるポイントとなります。特にノルディックデザインのポスターはシンプルで洗練されたデザインが特徴で、どんな空間にも合わせやすいのが魅力です。ポスターを中心に配置し、周りのインテリアと調和させることで、部屋全体がよりモダンで暖かみのある雰囲気に変わります。ポスターの飾り方一つで、日常の生活空間がさらに楽しくなりますよ。
ポスターを壁に飾る方法については、こちらの記事をお読みください。
いかがでしたか?
大きめのポスターはしっかりとしたアクセントになるので素敵ですよね。
おしゃれなお部屋作りのためにも是非挑戦してみたいもの。
選び方や飾り方にさえ気をつければ失敗はしにくいので、上記に書いたような様々なシミュレーションで想像力を働かせて、あなたのお部屋にぴったりな大きめポスターを飾りましょう。/p>