Project Nord設立者が語る、サステナビリティのあり方
今月、Project Nordは「サステナブルジュライ」というキーワードを掲げて、
より一層「サステナビリティ」なブランドを
目指しています。
今回はそんなProject Nordの設立者のトーベン・アンデルセンとグレタ・ドバイにブランドに込めた思いを語ってもらいました。
より一層「サステナビリティ」なブランドを
目指しています。
今回はそんなProject Nordの設立者のトーベン・アンデルセンとグレタ・ドバイにブランドに込めた思いを語ってもらいました。
Project Nordにとってサステナビリティとは?
トーベン:北欧で生まれた企業としてサステナブル(持続可能)であることは、とても当たり前なことです。自然と調和し、共存することは、環境活動に気づくことであると考えます。 だからこそ、我々はCO2(二酸化炭素)排出の削減以上のことを成し遂げたいのです。もちろん環境を整えることは大切ですが、それだけでは不十分です。 ー例えば我々はポスターを製造販売するうえで、製造から配送まで、全てのプロセスそれぞれが互いに無害であることが不可欠です。 真のサステナビリティとは破壊された地球環境を単に直す事ではなく、それらを救済し、更に良くすることなのではないでしょうか。 |
サステナビリティというワードとともによく聞くものとしてSDG’s(Sustanable Development Goals)がありますね。SDG’sとはSDGsは2015年9月の国連サミットで採択された、国連加盟193ヵ国が2016年から2030年の間に達成するために掲げた「持続可能でよりよい世界を目指す国際目標」です。 Project Nordはこれらの目標のいくつかに貢献しています。今回はそのうちの2つを紹介たいと思います。1つ目は1、貧困をなくす目標と2つ目は5、ジェンダーの平等を目指すものです。意外に思った方もいらっしゃると思います。 グレタがのちにインタビューで語るように、Project Nordは森林保護を目的としたTree Nationなどの活動に参加していますが、それは自然を守るだけでなく発展途上国の人々の雇用を生み出すことにつながっています。また雇用の拡大は女性の社会進出にもつながります。Project Nordはこのようなつながりを大切にしてサステナビリティなブランドづくりを心がけています。 |
「One Poster=One Tree」のアイデアはどこから? なぜこの取り組みを始めたの?
グレタ:Project Nordの事業開始当初はアフリカやアジア等の発展途上国の展途上国の子供たちに、ポスターを通じて教育支援を送ろうと考えていました。 しかし、この支援策では子供たちに教育を与えるということ以外に何も大きな変化をもたらせないことに気が付いたのです。
トーベン:紙を使用する事業を展開する上でただ資源を使用して、森林環境の保全に無関心でいるわけにはいけません。その点で我々が取り組む「One Poster=One Tree 」を通じて植樹することは、我々が次に使用する資源を責任を持って作り出すだけでない。 加えて、CO2(二酸化炭素)の削減に直接貢献し、地球環境の保全や改善にも繋がっていく。このように、環境にも我々にもポジティブな影響をもたらしてくれるのです。 グレタ:この取り組みを行うにあたって、「Tree Nation」というNPO団体とタッグを組んだ背景には、ただ植林活動を行い、森林破壊の現状を改善するという目的以外にもあります。 実はこの植林活動は森林保全だけでなく、発展途上国の職や雇用をつくり、女性たちに社会参画の機会を与え、発展途上国の経済活動をより活発にさせ、改善させることができるのです。 トーベン:環境保全やサステナビリティへ関心を持っていても、個人が実際に変化をもたら すことが出来ているという実感をなかなか得ることが出来ない事も、環境保全に対する意識が低くなってしまう理由としてあるのではないでしょうか。「One Poster=One Tree 」では、木が植えられるとお客様にも通知のメールが届くので、お客様自身でも “実際に環境保全に取り組んでいる” という実感が得られることも重要な点の一つです。より多くの方に環境意識を持ってもらう一つのきっかけにもなりますからね。 グレタ:そうですね。なので我々は単に「エコ」なのではなく、「エシカル」のレベルでこの取り組みを行っているのです。 ただ自然環境に優しいだけでなく、人々や社会にとっても、我々は公平でありたいと考えています。 Tree Nationの取り組みに加えて、Project Nordは「サステナビリティな生活って言っても、何から始めたらいいの?」という疑問に対してサステナビリティに関するブログで様々なヒントを紹介しています。北欧の国々のサステナブルな取り組みや、習慣などを知ることもできるのでそちらも参考にしてみてください。 |
|
今後の目標や展望は?
トーベン:サステナビリティは私たちのビジネスのコアとなる部分なので、その点はこれからも変わることはありません。それに「サステナビリティ=何かを持続可能な状態にする」という意味通り、我々は常にものごとを良くしていかなければならないのです。そのため常にサステナブルな企業であるために、我々にゴールはありません。 もちろんビジネスをよりローカライズ(その国や地域に対応させること)したり、より環境にやさしい資源を使用するなど課題はたくさんありますが、それでもCO2を完全に削減することは不可能ですからね。だからこそ我々Project Nord は、ポスターを通じて環境や社会問題をより多くの方に考え、意識してもらう良いきっかけを作り出していきたいのです。 |
いかがでしたか?
設立者たちのProject Nordに対する熱い思いが伝わりますね。
サステナブルジュライに関する企画はまだまだ盛りだくさん。
北欧アートポスターブランドProject NordのProject NordのLINEとInstagramをフォローしてサステナブルな生活に近づく情報をいち早くゲットしてください。
設立者たちのProject Nordに対する熱い思いが伝わりますね。
サステナブルジュライに関する企画はまだまだ盛りだくさん。
北欧アートポスターブランドProject NordのProject NordのLINEとInstagramをフォローしてサステナブルな生活に近づく情報をいち早くゲットしてください。
オススメのブログ記事
PROJECT NORD × TREE NATION |
ネルソン・マンデラ国際デーに考えるサステナビリティ |
北欧の小国デンマーク、環境問題への取り組み |
モノを大切に使う北欧流の暮らし |